風のひとこま

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2012.12.28(金)
 特別史跡旧閑谷学校の雪景色など
年末の大寒波で、今日は早朝から雪が降りました。
カメラマンには絶好の撮影チャンス♪お陰さまで旧閑谷学校の雪景色を撮影することができました。
旧閑谷学校と言えば、日本最古の庶民の学校で有名です。
国宝の講堂、学問の木として人気のある楷の木も雪に包まれ幻想の世界となりました。
コンパクトデジカメの撮影ですが、旧閑谷学校の雪景色をお楽しみくださいませ。

また、今年9月から瀬戸町観光協会より、瀬戸町の観光マップを作ろうということでマップ作成委員会が発足しました。
度重なる協議の上、12月末でやっと瀬戸町観光マップが完成しました。内容は盛りだくさん!(発行は来年1月です。)
瀬戸町観光協会は、瀬戸町観光文化協会に変更し、町内外からのお客様の誘致と瀬戸町の文化の発展に向け貢献する予定です。
瀬戸町観光マップマップ作成委員の皆様、山陽印刷様には、本当にお世話になり心より御礼申し上げます。

なお、本年も”風のひとこま”をご覧いただき誠にありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 
 雪一面の史跡入口  お正月の門松も雪の中 国宝の講堂も雪・・・  楷の木も雪化粧  講堂と楷の木の雪景色  瀬戸町観光マップの表紙  マップ忘年会で〜す。



2012.12.13(木) H24年度第8回万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
久しぶりに寒気が去り、雲ひとつない空が見えた本日、標題のウォーキングが開催されました。
今日は町内の「古道を歩こう」というコースで、講師は”瀬戸町の文化財を語る会”事務局長の加納喜四雄先生です。
万富公民館長さんの”がんばろうコール”で9:30にスタート!
まず最初に官道のお茶屋があった付近で説明を受け、田原用水第2期の難工事であった岡の乢へ。
深さ10m、長さ400mに及ぶの難工事の跡も今となってはコンクリート化した用水ですが、
用水の下に隠された江戸時代のロマンを感じながら目的の古道へと足が進みます。
古道は落ち葉が敷き詰められた幅1m位の山道でしたが、なるほどこの道を通って昔の人は生活していたのだと不思議な思いがしました。
そして宗堂水(新田水)の説明を受け、11:45に万富公民館に戻った頃には、汗ばむ陽気となっていました。
「熊野古道」とは程遠い規模の「古道」でしたが、町内に残された文化財ですから大変愛着が湧きました。
お世話になりました加納先生はじめ関係各位に心より御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 がんばろうコール!  昔のお茶屋付近  昔の湿地帯の説明  田原用水切り抜き  これが古道です。  日置池廃池後の新田


2012.12.8(土) 第7回瀬戸町生きもの探偵団「里山の野鳥観察 in 鉄砲山プロムナード」
すっかり冬型のお天気となりましたが、今年最後の生き物探偵団が開催されました。
瀬戸公民館集合で、講師の山田勝先生の諸注意などお聞きして町内で一番人気の高い鉄砲山へ向けて出発!
いったいどんな野鳥が登場してくれるかワクワクでしたが、強風の上、曇天。
こんな時には鳥さんもご登場を控える傾向にあるようで・・・
それでも17種類の野鳥とテンの糞、ヤママユガの繭、スズメバチの巣、ニホンヤモリなどを観察できました。
公民館に戻り、皆さんで種類を確認、更に鳥に関するクイズなどで知識を吸収し楽しく終了することができました。
また、鉄砲山の由来、経塚などのお話を同行の文化財講師の加納先生からお聞きし大変充実した生き物探偵団でした。
お世話になりました山田先生、加納先生、関係各位に厚く御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 アトリを発見しました!  鉄砲山の由来の説明  スズメバチの巣  ヤママユガの繭発見!  どんな鳥がいたかな?  ヒヨドリが最後に登場


2012.11.24(土)〜25(日) 
備中神楽「荒神神楽」 in 美星町
またまた更新が遅れましたが、7年に一度行われる里の荒神神楽に行ってきました。
 
「備中神楽」は、元来、荒神の鎮魂を目的とするところから「荒神神楽」と呼ばれ、
産土荒神(うぶすなこうじん)」、あるいは「臍緒荒神(へそのおこうじん)」とも呼び地縁・血縁で祭られています。
里の美星町は、備中地方の中でもとりわけ神事色の強い「荒神神楽」が多く舞われ、その起源は遠く鎌倉・室町時代に遡ります。
ところが、神事中心の神楽は芸能性に乏しく観客の娯楽的な欲求を満たすことはできず、
西林国橋(1764〜1828によって「天の岩戸開き」「国譲り」「大蛇退治」を加え、神楽を再編したそうです。

21時から明朝8時まで田んぼに特設された神殿(こうどの)と呼ばれるステージで神楽が行われます。
幼少の頃から祭り=備中神楽でしたが、内容はほとんど分からず大黒様のご登場の時間に行って福の種をいただくというお粗末さでした。
今回もさすがに徹夜はできず、途中で帰り、夜明け方再び行きましたが、一晩中、舞ってくださる備中神楽社中の皆様や氏子の皆様のご苦労、忍耐力には頭が下がりました。
たくさん写真はあるのですが荒神神楽の一部をご覧くださいませ。
内容に間違いがありましたらご指導よろしくお願いいたします。

 
 
 
 
 
天の岩戸開き
日の神が隠れたので
神々が協議中。
 
 天の岩戸開き
天照大御神のご登場。
 国譲り
大国主命のご登場
 福の種が配られる。
この時観客は最高潮!
 大蛇退治
 
 
 
 
 
 太夫も世話役も
眠い・・
 五行幡割り
五行思想にのっとり、
天地万物が五つの要素から
なると問答形式で説く
 斎燈木はユンボ2台で
薪をくべます。

観客がいなくなった。
布舞い
 荒神の御魂を鎮め
神意を聞くため、
白布を振りながら神懸る
 託宣
神懸りの太夫の正面に
神職がすわり荒神の
お告げを請う。



2012.11.24(土) 熊山遺跡群一般見学会 in 熊山
更新が遅れましたが、熊山遺跡群・調査研究会主催の標題の見学会に参加しました。
空が今にも泣きそうなお天気でしたが、熊山遺跡の謎を究明しようと約40名の方がお見えでした。
岡山県南部の最高峰「熊山」一帯の山塊には、33ヵ所に及ぶ石積遺構が所在し、中でも最大の石積遺構1ヵ所が国指定史跡「熊山遺跡」と呼ばれています。
「熊山遺跡」は、ピラミッドを思わせる、特殊な三段方形の石積遺構で、昭和31年9月27日に国史跡に指定されました。
岩盤上に基壇(きだん)を築き、その上に三段の石積を構築していますが、二段目には四方に龕(がん・仏像などを納めた場所)がみられ、
三段目の頂部中央には方形の竪穴が設けられています。
このような説明の後、周辺を探索すると、なんと備前焼の欠片や五輪の塔の一部、瓦などが落ち葉の間に散乱しています。
専門家に時代考証など教えていただき、最後に鍛冶神社や炭窯址もご案内いただき、管理等へ戻りました。
熊山遺跡は、いつ誰が何のために造ったのか?謎が謎を呼び、あまたの人がその謎の究明に魅せられているようです。

参加無料の上、餅入りカップめんに柿、お茶のサービスまであり、充実した見学会でした。
お世話になりました関係各位に心から御礼申し上げます。


 
 
 
 
 
 
 
 国指定「熊山遺跡」
謎のピラミッド?
 詳細な説明に
耳を傾ける参加者。
備前焼の欠片や
五輪塔の一部がごろごろ 
寺院址の不思議な
文様の分厚い瓦片 
 鍛冶神社
お祭りを行う関係者の数で
建物の大きさが変わるとか。
 謎の石積遺構
あちこちにあります。
最上段の縦穴部から発掘
奈良時代のものとされる
陶製筒型容器。


2012.11.17(土)〜18(日) 
瀬戸町公民館祭り in 岡山市立瀬戸公民館&万富公民館
瀬戸町の両公民館クラブ生が日頃の学習の成果を発表する公民館祭りが二日間にわたり開催されました。
ところが、初日の17日は朝から雨、万富公民館では青空市場や展示が開催されるというに客足が心配されました。
が、万富公民館長さんの元気良い掛け声の中、新鮮な野菜や特産品、無料のサツマイモの天ぷらを求めて
お客様が続々。
一方瀬戸公民館では舞台発表、展示、体験コーナーやバザーお茶席などあり、雨にも関わらず多くの来場者がありました。
たくさんの催しの中で、初出演は、”中高年のためのピアノ”と”瀬戸空手教室”の舞台発表でした。

特に小さいお子さんの空手には、会場の皆さん大喜び♪
武道は”礼に始まり礼に終わる”と言いますが、子供たちのあっぱれなこと!
空手を通じて子供たちが我々に希望の光を与えてくれたようでした。

 
 
 
 
 
 
 
 万富公民館青空市
あいにくの雨・・・
 中高年のためのピアノ
皆とても上手♪
 征武館 瀬戸空手教室
すごい!すごい!
 レイアロハ万富
一番華がありました!
せと瀬戸川柳の展示
工夫を凝らしています。
 瀬戸写真クラブの一部
モリアオガエルを出展
 


2012.11.8(木) 
第3回アライグマセミナーin岡山 in 赤磐市立中央図書館多目的ホール
岡山県、関西野生生物研究所主催、赤磐市、岡山理科大学共催の標題のセミナーに参加しました。
アライグマと言えば、テレビアニメ「あらいぐまラスカル」の可愛いイメージしかありませんが、今や”侵略的外来生物”とのこと。
”侵略的外来生物”とは、本来の移動能力を越え、人為によって移動させられることで、
ペットあるいは毛皮用に国内に入ったのが放たれ繁殖し全国各地に被害を及ぼしているそうです。
幸い岡山県では、目立った被害は報告されていませんが、専門家によれば既にかなりな数がいるのではないかとのことです。
アライグマの現状、対策、繁殖と感染症、赤磐市からの報告、岡山での確認報告などお聞きし、午後からは赤磐市の神社へ。
なるほど、神社にはたくさんのアライグマの痕跡があり、ワナも仕掛けられていました。

結論としては、アライグマは、高い順応力と生存力があり、被害が出る前に予防対策をとるのが最善とのことでした。
アライグマだけでなく、自然界は特定外来生物が非常に増え、今まで普通に見ていた生き物が気がついたら居なくなっているという現状です。
セミナーのほんの一部ですがご覧くださいませ。
お世話になりました関係各位に心より御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 岡山市で捕獲された
立派なアライグマ
 アライグマの繁殖は?  神社での痕跡
足跡がクッキリ
 こちらも痕跡
後ろ足の爪跡です。
 アライグマの
ワナの説明


2012.11.7(水) 
H24年度第7回万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
今日は立冬。”えっ、もう冬?秋はいつあったの?”と思いますが、季節は晩秋ですね。
少し肌寒さを感じながらも空は快晴、標題の万富ウォーキングが開催されました。
今日のコースは、万富駅から電車で吉永駅まで乗車し、吉永駅から約3km歩いて旧閑谷学校がゴールです。
11時に到着し、講師の加納先生とボランティアガイドさん2名により、3班に分かれて説明を受けました。
資料館、講堂、聖廟、閑谷神社、椿谷とわずかな時間のうちに大変充実した内容のガイドに引き込まれ、お昼の時間も気が付きませんでした。
芝生でみんなと昼食をとり、抹茶ソフトを食べて大満足の一日でした。

11/3より旧閑谷学校はライトアップが始まり、本日も櫂の木が主役の座を誇り紅葉も彩り鮮やかでした。
加納先生はじめ、関係者の皆様、大変お世話になりありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 館長さんのご挨拶です。  途中で一休み♪  本日の櫂の木  素晴らしいガイド  記念写真で〜す。  昼食は上郡町特産の
円心モロラーメン



2012.10.27(土) 
閑谷学校「釈采(せきさい)」 in 備前市閑谷
公益財団法人特別史跡旧閑谷学校顕彰保存会による「釈采」が開催されたので参加しました。

「釈采」とは、儒学の祖である孔子の徳をたたえまつる儀式のことです。

まず、史跡入口で受付を済ますと、和気閑谷学校の生徒さんによる和菓子とお抹茶のおもてなし

次に10時から大成殿の孔子像前で同高校教職員が祭官となり、祭壇にナツメや鶏肉を備える
「大成殿の儀」が古式にのっとられてとり行われました。
11時からは、
「講堂の儀」で、岡山大学名誉教授の森熊男先生から「論語巻之七 子路第十三」を朗誦し、その教えをお聞きしました。
12時からは、センター食堂で
「分胙(ぶんそ)の儀」。お供えの材料の一部が入ったお弁当と甘酒をいただきます。
その後、各地から来られた参加者の感想などお聞きし、厳粛に「釈采」が終了しました。

江戸時代からの伝統行事に触れ、今なお生き続ける孔子の教えを学び、ご馳走もいただき、非公開の孔子像も拝観でき、大変充実した一日でした。
顕彰保存会、岡山県立和気閑谷高校の皆様、本当にありがとうございました。

儀式は撮影できませんでしたので、雰囲気だけでもどうぞ♪

 
 
 
 
 
 
 
 櫂の紅葉に見立てた
和菓子だそうです。
美味しい一服
いただきま〜す。
 色づき始めた櫂の木を抜け
大成殿に向かいます。
 津田永忠が1701年に
作らせた孔子像
 孔子像は椅子に
腰かけ高さ137cm
 分胙(ぶんそ)の儀の
昼食はこれ!
 本日の櫂の木と講堂
来月からライトアップ!


2012.10.25(木) 
出屋敷花クラブの初仕事 in 江尻親和コミュニティハウス
岡山市公園協会講座の”緑化推進リーダー養成講座”を終了した友人が
”地元CHに花壇を作りませんか?”と声をかけてきたのが確か春だったと思います。
グループで地域に花を植えれば、材料は無料とのことで、”それは良いことだ。”と、
有志が集まり、花や球根など選び、グループの名称も”出屋敷花クラブ”と命名しました。

それから数カ月、材料が届いたので、本日、花壇を作りました。
Kさんが線路の枕木を持参して、花壇の枠を作り、花や球根を植え、たっぷりお水をあげて完了です。
今後は交代で水をやり、CHを利用される方に楽しんでいただければと思います。
お花が満開になったら、又載せますね♪

 
 
 
 
 
 枕木の溝を作る。  花の土を入れて・・・  ポットを並べます。  さて、植え込み開始!  できた花壇で記念写真


2012.10.20(土) 
第6回瀬戸町生きもの探偵団「草地の生きものたち in 瀬戸町三谷公園」
雲一つない秋晴れの本日、瀬戸公民館主催の「生き物探偵団」講座が開催されました。
三谷公園と言えば、紅葉で有名ですが、金剛童子、内田百關ホ碑など文化財も数多い上に自然豊かな公園です。

講師は山田勝先生で、たくさんの親子さんが網や虫かごを持って参加されました。
”さぁ、皆さんで生き物を探しましょう。”の合図のもと、公園内を親子で楽しそうに探します。
約30分後、皆が捕まえた生きものは、山田先生に見分け方など教えていただき分類表に書き入れます。
たくさんのカマキリやバッタ、コオロギなどいましたが、
圧巻はハラビロカマキリのお腹からハリガネムシが出てきたこと、珍しい蝶コムラサキ(♀)が登場したことです。
お終いには大人も子供もすっかり昆虫博士の顔になっていました♪

なお、本日の講座のために公園内の手入れ等、ご尽力いただきました南方町内会長ご夫妻様に心より御礼申し上げます。
また山田先生、関係者の皆様
、本当にありがとうございました。

夕方からダルマ会有力メンバーのM氏が来月からマレーシアに赴任とのことで壮行会が開催されました。
どうか健康にお気をつけてご活躍をお祈りしたいものです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 山田先生から諸注意  ドングリの秘密  ハラビロカマキリから
ハリガネムシが出たよ!
 あっ、バッタだ!  先生、これはなぁ〜に?  最後のまとめです。 コムラサキ(♀)
出会えて良かった!
M氏のマレーシアに赴任
壮行会を開催♪ 


2012.10.18(木) H24年度第6回万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
前日の雨でせっかくの秋空がどんよりでしたが、心待ちにしていた万富ウォーキングが開催されました。
今回は万富公民館周辺の千種山、鍛冶屋、吉岡廃寺跡を巡ろうという初心者コースです。
開口一番に美作大学食物学科の実習生が”カルシウムを摂ろう”というお話をしてくださり、参加者は大喜び♪
そして、恒例の万富館長さんの”ガンバロー”コールでスタートしました。
講師は、文化財スペシャリストの加納先生です。
まず「千種山」へ登り、福岡合戦で血塗られたから「血草山」であったことや遺跡のこと、吉岡刀工が居たと言われる鍛冶屋地区のお話もお聞きしました。
それから吉岡廃寺跡を訪ねましたが、この寺は白鳳期に創建され、奈良時代に廃絶されたそうです。
伽藍配置は法隆寺に良く似ているとのことで、その礎石は万富公民館に置かれロマンを漂わせています。
約3時間のウォーキングでしたが、きれいに手入れされた「千種山」、缶コーヒーの差し入れなど地区の方の優しさがほのぼのと伝わって来ました
加納先生はじめ、関係者の皆様、大変お世話になりありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 実習生の
ためになるお話
 万富公民館にある
吉岡廃寺の礎石
 千種山遺跡のお話  これが千種山遺跡? 田の畦から吉岡廃寺の
礎石が発掘された。
加納先生のお話に
 皆楽しそう♪



2012.9.25(火) 
天空の城 姫路城と好古園ツアー
”瀬戸町の文化財を語る会”主催の9月例会が、現在、修復中の姫路城見学とのことで一般参加させていただきました。
世界遺産の姫路城は、今、約50年に一度の大天守保存修理を5年間かけて行っています。
総工事費約28億円、その半分は天守を覆う素屋根や見学設備費とのことです。

瀬戸を8時に出発、10時から姫路城観光ボランティアガイドさんの詳細な説明を受けながら、
エレベーターで最上階に着くと大天守のてっぺんが目の前に!
8万枚以上の瓦を葺き替え、白漆喰(しっくい)壁を塗り直す広大な工事が順調に進んでいました。
普段なら下から見上げることしかできない大天守を真横から見ることができるなんて感動ものです。
その上、かつての姫路城外堀付近や瀬戸内海までの広大な眺望!まるで城主になった気分でした。

約2時間のガイドさんの案内を終え、豪華な昼食をいただき、H4年に完成した好古園を見学しました。
好古園は、姫路城を借景にした本格的日本庭園で、こちらも存分に堪能しました。

約50年に一度の保存修理ということは、2度と見ることのできない貴重な機会なので、是非皆様にもご見学をおススメします。
お世話になりました瀬戸町の文化財を語る会の役員様に厚く御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 
遠目には巨大な倉庫?
素屋根で覆われた姫路城
 最上階に江戸、明治
昭和の鯱を展示
最上階、ガラス越しに
 工事の様子が一目瞭然!
 最上階から
千姫が暮らした西の丸
 十字紋の鬼瓦
日本の城では珍しい
 天空の白鷺を
バックに記念写真
 高田の馬場で
豪華な昼食♪



2012.9.20(木) 
H24年度第5回万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
台風が去って涼しくなった本日、第5回目の万富ウォーキングが開催されました。
今回は、万富公民館から南方総合運動公園までの初級コースです。
万富公民館長さんの”ガンバロー”コールでいよいよスタート。
キリンビール岡山工場付近で、文化財講師の加納先生から藁菰(わらこも)社のお話をお聞きし
南方にある題目碑(だいもくひ)と地神碑(じじんひ)の説明を受けました。
その後西池にある題目碑も見学し、ゴールの運動公園へ。
広々とした運動公園の芝生とさわやかな秋空がウォーキングの汗を気持ち良くぬぐってくれました!

そして帰路は、稲の穂もたわわに実り、トンボやカエル、野の花を愛でつつ楽しいウォーキングとなりました。
加納先生はじめ、関係者の皆様、大変お世話になりありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 館長さんの
ガンバローコール
 加納先生のお話
後方が藁菰社のある丘
 右から一畑薬師碑、
題目碑、地神碑が並ぶ。
 キリンビール岡山工場が
良く見えます。
 西池の題目碑  運動公園ステージで
記念撮影


2012.9.8(土) 第5回瀬戸町生きもの探偵団「ナゴヤダルマガエル救出と観察」 in 岡山市東区瀬戸町
小雨が降ったりやんだりの蒸し暑い曇り空の中、午前9時から33名の親子さんご参加で標題の講座が開催されました。
ナゴヤダルマガエルは環境省レッドデータTB類、岡山県ではT類となっている大変貴重なカエルです。

ダルマガエルだけでなく、その外のカエル達が、高さ80cmもある三方コンクリの用水路に落ち、登ることができず絶命しています。
講師の山田勝先生は、永年お一人でそのカエルたちを救出されていましたが、ここ数年は公民館の講座として取り組まれるようになって来ました。

集合場所で、山田先生から諸注意をお聞きした後、さて、いよいよ救出作戦のスタート!
”ほら、そこ!こっち、こっち!”など子供たちが網で救出します。
約1時間後、そのカエル達を同じ種類に分類した結果・・・

ナゴヤダルマガエル61匹、トノサマガエル113匹、ツチガエル3匹、ヌマガエル132匹、ウシガエル2匹で合計311匹ものカエルを救うことができました。
もとの田んぼに戻してやり”良かったね。元気で暮らせよ。”と親子で優しい声をかけられていました。
お世話になりました山田先生はじめ、関係各位に心より御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 
 山田先生から
カエルのお話を聞きます。
 三方コンクリに入り
カエルを助ける!
 同じ種類に分類したよ。  どのくらい救出できたかな?  2番目に多かった
トノサマガエル
 もとの田んぼに
返します。
 ”あぁ良かった。”と
ダルマガエル



2012.8.9(木) 
第4回瀬戸町生きもの探偵団「夜の生きもの コウモリ観察」 in 岡山市東区瀬戸町
またまた更新が遅れましたが、申込者が殺到し、一番人気の”コウモリウォッチング”の講座が開催されました!
18時30分に現地集合で、まずは講師の山田勝先生からコウモリの生態等についての楽しいお話をお聞きし、
コウモリの夜の休憩所(ナイトルースト)へ移動、下に落ちている糞を観察しました。
そして、辺りが暗くなってきはじめると建物の上の隙間からアブラコウモリ(イエコウモリ)が続々飛び始めました!
行き先は田んぼや川のある方向、お食事を探しに行くのです。
建物からコウモリがほぼ出尽くした頃、川の土手に移動、水を飲んだり虫を捕まえる様子も観ることができました。

コウモリは、一晩に体重の約半分くらいの虫(蚊や蛾など)を食べてくれるので人間にとっては益獣であること、
”コウモリウォッチング”は県内では2例目であることが特に印象に残った貴重な観察会でした。

この夜、登場してくれたコウモリは204頭!アブラコウモリの体重が5−11gですから約1kg程度の蚊など食べてくれたことになります。
多くの親子連れさんがコウモリに関心を持たれた事は無違いなしです♪

お世話になりました山田先生はじめ、関係各位に心より御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 山田先生から
コウモリのお話
 山田先生が発見・作成された
ヤマコウモリの標本
(右上がアブラコウモリ)
 ナイトルーストは
上をご覧ください。
夜の休憩中の
コウモリの糞はこれ! 
 何とか写っていた
コウモリ2頭飛びだし



2012.7.14(土) 
第3回瀬戸町生きもの探偵団「水の中の生きもの」 in 岡山市東区瀬戸町
ご報告が遅れましたが、先週瀬戸公民館主催の標題の講座が開催されました。
第2回目の「田んぼの生きもの」は雨で中止、今回も朝からの雨でどうなるかと心配しましたが、天の恵みか雨が止みました。

9時から、多くの親子連れの参加者を前に講師の山田勝先生から、水に入る諸注意などをお聞きし川へGO!
”すくえるものは皆すくってください”という講師のお言葉どおり、約1時間ワイワイ、ガヤガヤ川の中の生きものを探しました。
そして元の場所で分類したところ、ドンコ、トンボ類幼虫、カワニナ、カネヒラ、タイコウチなど多くの生きものが見つかりました。
水の中の生きものによりその川の水質が分かるそうですが、”少し汚れている”との判断がなされ、
又川の自然度は”このまま大切に”ということでした。
子供たちは目を輝かせて先生のお話に聞き入り、水槽の生きものを熱心に観察していたのが印象的でした。
お世話になりました山田先生はじめ、関係各位に心より御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 山田先生から
網の使い方などのお話
 皆で生き物を
掬います。
 同じ種類に分類し・・  生き物を表に書く。  この貝は右巻き?
左巻き?
 左下の子
とても熱心でビックリ!


2012.7.4(水) H24年度第4回万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
第4回目の万富ウォーキングが、今回初めて町外までお出かけして開催されました。
行き先は天下の名園”特別名勝 岡山後楽園”です。
10:10発で万富駅から電車に乗り、西川原・就実駅で下車、そこから河原を歩いて11時に後楽園に到着しました。
講師は、瀬戸町文化財を語る会事務局長の加納喜四雄先生ですが、後楽園ガイドも超ベテランです。
後楽園では、3班に分かれ、講師のご人脈で後楽園ガイドさんがそれぞれ付いて歴史などを説明してくださいました。
後楽園の歴史については、割愛しますが、現在、御舟入跡の発掘調査が行われており、大名庭園の玄関にふさわしい格の高さを垣間見ることができ嬉しかったです。
また、風の野鳥にも掲載していますが、松林にコロニーを作り繁殖しているササゴイの幼鳥に出会うこともできルンルンでした。
お世話になりました加納先生、後楽園ガイドさん、万富公民館職員の皆様に心より御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 
 万富館長さんより
本日のコース説明
 加納先生より
舟着き場の説明
 加納先生より
花葉の池などの説明
 御舟入跡の発掘調査中 御舟入跡の発掘調査 
地層が分かりますか?
 ササゴイ幼鳥
名園風景の一部です。
 ブレイク 万富公民館花壇
サツマイモが植えられた。


2012.6.13(水) 
H24年度第3回万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
梅雨晴れ間の本日、3回目となるウォーキングが開催されました。
今日は初めての健脚コース、運動公園経由で中津山願興寺、雨垂布施神社へ行きアジサイを鑑賞しようというコースでした。
いつものように館長さんのごあいさつの後、準備運動をしてスタートです。
本日は、健脚コースというだけあり参加者は若干少なめでしたが、願興寺に着くまでは講師の加納先生から
今年異常発生している毛虫のお話や、天空のミサゴの巣など自然のお話がいっぱい♪
願興寺では、藤村ご住職さんから寺の歴史や天井絵のお話があり、お寺でアジサイを見ながらお弁当を食べました。
その後、仁王門、雨垂布施神社のお話も加納先生からお聞きし、帰路に着きました。

アップダウンのある暑い道のりでしたが、だからこそ自然のもたらす木陰の涼しさがとても素晴らしく思えたウオーキングでした。
お世話になりました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 
 館長さんのご挨拶  毛虫&ミサゴの巣の説明  一番上の看板前で休憩  願興寺ご住職のお話  天井の龍の絵  雨垂布施神社で記念撮影  きれいな毛虫です



2012.6.10(日) 
第1回瀬戸町生きもの探偵団「ホタルウォッチング」 in 岡山市東区瀬戸町
岡山市立瀬戸公民館主催講座の
”瀬戸町生きもの探偵団”の記念すべき第1回目の観察会が開催されました。
講師は、瀬戸町在住の生きもの何でも博士の山田勝先生でダルマ会の面々が協力しました。
19:30に願興寺駐車場に参加者約40名が集合、まずホタルのことについて山田先生からお話をお聞きします。
源氏・平家ホタルの違い、ホタルの棲める条件、観察マナーなど・・・
そうしているうちにホタルが出現するという20時になったので懐中電灯を消していよいよホタル探索に出発♪

すると・・・山際からまず平家ボタルがふわ〜り、ふわ〜り。
”ほら、そこにホタルが!””わぁ〜、きれい!!”親子の喜びの声です!
更に足をゆっくり進めると源氏ボタルも続々登場♪

“まさか自分の町でホタルを見れるとは思わなかった。”という驚きの声や”感動した”という声ばかりで、大変意義深い観察会となりました。
あいにくホタルの写真はありませんが、次回チャレンジしたいと思います。
お世話になりました、山田先生はじめ、公民館関係者に厚く御礼申し上げます。

 
 
 
 
 瀬戸公民館長さんご挨拶  山田勝先生のお話  こんなに暗くなったよ。  生きもの探偵団予定表


2012.6.10(日) 玉ねぎ感謝祭 in 岡山市立万富公民館
昨年、花壇にサツマイモを植え収穫したユニークな万富公民館ですが、その後は玉ねぎを植えられていました。
本日、立派な玉ねぎができたので収穫して皆さんで食べましょう!という”玉ねぎ感謝祭”が開催されました!

万富公民館には親子連れ、公民館クラブ生、運営委員さんなど多数参加されており、館長さんのごあいさつの後、収穫の開始!
収穫した玉ねぎは高草先生のご指導で、カレーライス、オニオンフライ、玉ねぎのスライスサラダに調理され、デザートにみかん缶ゼリーが添えられました。
皆で美味しく玉ねぎ料理をいただいた後は、「メリーママ」、「笑顔の勢神楽」など演芸が行われ大変楽しい”玉ねぎ感謝祭”となりました。
残りの玉ねぎはつるして秋の公民館祭りなどに活用されるそうです。

それにしても植えつけから管理〜今日の感謝祭に至るまでいろいろご苦労も多かったと思いますが、関係者の皆様に心より感謝いたします。

 
 
 
 
 
 
 
 収穫を待つ玉ねぎ  皆で収穫しま〜す。  皆で調理しま〜す。  これで出来上がり♪  メリーママのハンドベル演奏  今中さんの皿回し  笑顔の勢神楽さん


2012.5.24(木)
 ゆるぎ岩など in 赤磐市
瀬戸町の文化財を語る会」主催の例会に参加させていただきました。
御会は歴史があり、瀬戸町のみならず県内外の文化遺産など大変熱心に研究・視察などされており、文化財のスペシャリスト集団と認識しています。
聞くところによると、H24年度5月例会は、赤磐市の「ゆるぎ岩」で、一般参加もOKとのことで快く受け入れてもらいました。

瀬戸公民館を17名で9時に出発、赤坂の天神宮→岩神神社のゆるぎ岩→美咲町の月の輪古墳→月の輪郷土資料館→美作天皇碑のコースでした。
歴史のことは良く分からないので割愛しますが、ゆるぎ岩についてのみ少々・・・
岩神神社に登ると拝殿の奥に畳岩、その横に烏帽子岩、更に奥に「ゆるぎ岩」が控えていました。
「ゆるぎ岩」は、花崗岩の舟形の石が台石と一つの支点を持って横たわっており揺すると動きます。
その長さ5m、幅1.7m、重さ数10トン、花崗岩が節理によって風化浸食して生じたものと考えられており、
「落ちそうで落ちない」ので、受験の神様として崇められたり、市の天然記念物にも指定されているそうです。
自然が創った巨岩の重なりとだけはとても思えぬ神秘的ムードに清々しい気持ちになりました。

お世話になりました「瀬戸町の文化財を語る会」の皆様に厚く御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 
 天神宮の石積み
梅の花をあしらってある。
 特別に見せてくださった
千手観音像
 ゆるぎ岩
大中小の巨岩が重なり合う
 参加者の皆さん
”やっと着いたよ〜”
 月の輪古墳
発掘当時の写真
 月の輪古墳
郷土資料館の中
 美作天皇碑
「我王様」の祠が天皇碑に


2012.5.17(木) 平成24年度第2回万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
新緑が大変美しく薫風さわやかな本日、第2回目の万富ウォーキングが開催されました。
本日のコースは、向山公園と保木城跡への”ちょっとがんばろうコース”でした。
参加者は約40名、万富公民館長さんのご挨拶の後、準備運動をして出発♪
なだらかな田園地帯を抜けるとだんだん坂道になり向山に入ります。
今日は、かなり気温が上昇し、皆さん汗ばんでいましたが、木陰での休憩もあったりであっというまに公園に到着。
講師の加納先生から、保木城跡、大本教の不敬罪、高瀬舟のお話など実に分かりやすくお話いただきました。
また、向山公園から眼下の瀬戸町の眺望は素晴らしく、こんな良い場所があったんだな〜と心洗われる思いがしました。

お世話になりました加納先生はじめ関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 
 万富公民館長さんご挨拶  ふぅふぅ、もう少しだよ。  エゴの木の下で休憩  不敬罪で破壊された石碑  向山公園からの眺望  加納先生から高瀬舟のお話  ブレイク 花壇の玉ねぎ


2012.4.29(日) カスミサンショウウオの産卵調査 in 芸北 高原の自然館
更新が遅くなりましたが、標題の調査に参加しました。
「高原の自然館」は、広島県屈指のブナ林がある臥竜山や広島県を代表する八幡湿原のそばにあり芸北の「自然の窓口」です。
カスミサンショウウオの産卵調査は、最初に講師の内藤先生よりカスミサンショウウオの生態などのお話をお聞きし、霧ケ谷湿原に移動。
現地では3班にわかれて、約2時間程度カスミサンショウウオの卵膿を見つけ、数を確認、成体がいるかどうか、また、確認地点をGPSで記録していきます。
そして、最後は各班の調査結果を報告し先生がまとめをされました。
多くの卵のうや成体が見つかったので、湿原は少しずつ回復していること、又今後もカスミサンショウウオの産卵調査を継続されるとのことでした。
自然館では、”スギタニルリシジミ”に出会ったりもして大変豊かな自然を満喫した一日でした。

 
 
 
 
 
 
高原の自然館
アカショウビンがいる! 
 カスミサンショウウオの
生態等を説明
 カスミサンショウウオの
成体です。
 どちらもヤマアカガエル
婚姻瘤も見える。
 最後のまとめです。  ミヤマカタバミが
可憐に咲いていました。


2012.4.26(木) 満喫自然体験「春のトレイルウォーキング」 in 岡山県自然保護センター
”コバノミツバツツジの花が満開の頃、山はショッキングピンクに彩られます。そんなコバノミツバツツジのトンネルをのんびり歩いてみませんか!”
という素敵な案内に惹かれて標題のウォーキングに参加しました。
ところが朝からあいにくの天候で、風も強く、いつ雨が降るかという状況でした。
コバノミツバツツジもほぼ旬を過ぎ、野鳥も、チョウもトンボも出てこなかったのですが、
職員、ボランティアの方が、道中の植物や花、木の説明を大変良くしてくださいました。
参加者には、遠路はるばる井原市からお越しの方もおられ、ゆっくり春の山を堪能することができました。
たくさんの花を撮ったのですが、ボケ・ブレばかりで、何とか撮影出来たものを載せておきます。(サクラソウはトップページに)
お世話になりました自然保護センター関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 ホウチャクソウ
宝鐸(お寺の軒に下げた鈴)
に似ていることから由来
ミツバアケビの花
上雌花、下雄花 
 ミツガシワ
氷河期の生き残りの
多年生水草。
 ムサシアブミ
仏炎包の形を武蔵国で
作られた鐙に見立てた。
 ナツアサドリ
岡山県RDB留意種
 コバノミツバツツジの
中を歩く。



2012.4.19(木) 
平成24年度第1回万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
昨年度ものすごい人気だった万富ウォークが継続され、本日、24年度の第1回目が開催されました。
今年度は8月以外は毎月実施で、初級、健脚コースを設けたりお弁当を持ってゆっくり回ろうとか、町外にお出かけしようなどかなり趣向を凝らした内容です。
9時半から、万富公民館長さんのご挨拶に始まり、講師のご紹介、準備運動の後、目的地である宗堂桜の里、妙泉寺跡へと出発。
また、本日のサプライズは万富千種幼稚園の園児も一緒に参加するということで、途中から総勢60人余りの参加となりました♪
講師の加納先生から田原用水、宗堂桜よもやま話などお聞きし、園児達と遊んだ後、地元の名花=宗堂桜の下で昼食を食べ、春を満喫することができました。
お世話になりました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 万富公民館長さんご挨拶  岡山県天然記念物に
指定されている宗堂桜
 妙泉寺跡にて
加納先生のお話
 園児達と遊びます。  園児達をお見送り♪


2012.4.16(月) 
ヒトリシズカとキビヒトリシズカなど
いつかヒトリシズカを見たかったのですが、岡山県自然保護センターで見ることができました。(センリョウ科 チャラン属)
ヒトリシズカの別名は、ヨシノシズカ(吉野静)で「静」は静御前のことで、花穂が 1 本であることから一人静ということです。
もちろんフタリシズカという花もあるそうですが見た事はありません。
そばにキビヒトリシズカも咲いていました。
キビヒトリシズカ(吉備一人静)は、瀬戸内地方などに産する分布の限られた種で良く見ると微妙な違いがあります。
そのそばにはニリンソウも咲いており、どの花も可憐でとても品良く魅力的な花でした。

 
 
 
 
 
 
 ヒトリシズカ  ヒトリシズカ拡大  キビヒトリシズカ  ニリンソウ  我が家の宗堂桜開花  ウコンザクラ
間もなく開花


2012.4.8(日) 
岡山県自然保護センター友の会総会 in 岡山県自然保護センター
標題の総会が開催されたので初めて参加しました。
午前中は、センターを散策しながら動植物の観察で、注目の的”ムギマキ”は残念ながら登場せず。
が、春の日差しを浴びながらゆっくりのんびり散策を楽しみました。

総会終了後は、「〜形態観察から造形ができるまで〜タンチョウを例に」と題して彫刻家の西平孝史先生の講演がありました。
センター入口「つるの里クリニック」にある飛んでいるタンチョウの作者ですが、県内外多数の作品が飾られています。
何故タンチョウを作成しようという気持ちになったのかといえば、羽を広げると240cmあること、
池田候が鶴の塩漬けを配っていたという2点からだそうで、実際にタンチョウの羽をルーペで観察しながら
羽の仕組み、骨格など実に詳しく教えてくださいました。
特筆すべきは、ツルの尾羽は黒ではなく白だということ、実は三列風切羽が隠しきれないから出ているそうで、江戸時代にそれを黒としたこと。
その他、馬や犬、人間の骨格などについても驚くようなお話ばかりでした。
現在は、造山古墳群の中の一つ「千足古墳」の石障文様の復刻に取り組んでおられるそうです。

観察により不思議なことを発見、更に興味、関心を持ちそれを作品に仕上げる、その作品は誰にでも触ってもらいたいとのこと。
彫刻家では飯は食えないという世間の常識を打ち破り、教師を辞めてこの道を歩まれた軌跡のすごさに感動した講演会でありました。

 
 
 
 
 
 
 ムギマキはいないか?  オオムラサキの幼虫発見  西平先生の講演  実物大の模型  黒いのは尾羽ではない。 コウヤミズキ満開


2012.4.1(日) 
江尻レストパーク・ドーム新築記念行事 in 江尻レストパーク(岡山市東区瀬戸町)
3/14にご紹介しました江尻レストパーク屋根付広場(ドーム)の完成を祝い、江尻地区の住民相互の親睦と連携を図る目的で記念行事が開催されました。
11:00から式典が始まり、実行委員長、運営委員長、元瀬戸町長さんのご挨拶のあと、
岡山県警察音楽隊の演奏をうっとり聞きながら多くの住民がドームの下で完成を楽しんでおられました。
また、会場には焼きそば、カレー、うどん、飲み物など地元のご協力で安価に販売され、長蛇の列が続きました。
約20年の歳月をかけ、瀬戸町公共下水道処理施設の設置に伴う周辺整備事業の中心的施設となる江尻レストパークがついにドームと共に完成したおめでたい日でした。
このような公園は岡山市東区内には外に無く、どうか多くの皆様にご利用していただきたいものと願っております。

 
 
 
 
 
 実行委員長ご挨拶  元瀬戸町長ご挨拶  県警音楽隊の演奏  交通安全体験教室 完成を楽しむ住民


2012.3.28(水) キンキマメザクラの開花 in 三徳園
昨日のことですが、三徳園をウォーキング中、テレビの取材をされていたので近寄ってみると小さな桜を撮っておられました。
このサクラはキンキマメザクラ(近畿豆桜)だそうで、名のとおり花も葉も小さい【豆桜】でした。
キンキマメザクラは、富山県・石川県・福井県・長野県南部・岐阜県および近畿・中国地方に分布するということです。
花が沢山付く豪華なソメイヨシノとは比べることもできないほど小さな花がまばらに咲き、
樹高もせいぜい3〜5mの小柄で細いキンキマメザクラですが、とても可憐な桜にほのぼのとしました。
 番組の放送は、4月9日(月)19:55〜RSK”晴れの国テレビ”だそうですからご興味のある方はご覧くださいませ。

 
 
 
 
 RSKテレビ取材中  花は下向きに咲く  2cm位の小さな花  萼筒が長いのも特徴


2012.3.22(木) 
万富ウォーキング修了式 in 岡山市立万富公民館
万富公民館主催の第6回目となる万富ウォーキングの修了式に参加しました。
私が参加したのは6回のうち、3回ですが、修了証書と参加記念品をくださるのですからありがたいことでした。

式は、館長さんのご挨拶に始まり、修了証書授与、記念品贈呈、各講師のお話、受講者からのお礼の言葉などありました。
また、途中には身体、足指接地計測もしていただき、初回との比較もできました。
あまりの人気に24年度も継続したいとのことで、8月以外は毎月開催とのことです。
内容は、初級、健脚コースと自分の好きなコースを選べたり、町外へも遠出するワクワクのウォーキングが計画されています。
さっそく24年度の申込みを済ませルンルンで帰宅しました。

お世話になりました講師の皆さん、万富公民館職員の皆様に感謝申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 万富館長さんご挨拶  式次第です。  修了証書の授与  ウォーキングの効用について  足指の接地計測  館長さんの素敵な言葉


2012.3.18(日) 第11回赤磐川柳大会 in 赤磐市立中央図書館多目的ホール(赤磐市)
標題の川柳大会が当日58名、投句者15名と合計73名のご参加のもと開催されました。
各自、事前に出された課題を2句、当日出される席題を2句提出して午後から大会が始まりました。
大会委員長挨拶、赤磐市教育長様のご祝辞の後、披講がはじまり皆さん緊張の面持ち・・・
選者から句が読まれると、なるほどと感心したり大笑したりで大変楽しい川柳大会となりました。
ご遠方からも多くの川柳愛好家が駆けつけてくださり、上位はほとんど持っていかれましたが、数々の名句に触れることができました。
お世話になりました役員、地元山陽教室の皆さまに心より御礼申し上げます。
なお、メモ書きですが、天位に輝いた川柳を載せておきます。(間違っていれば後日訂正します。)

 
 
 
 
 
 大会会長挨拶  赤磐市教育長様ご祝辞  牧野ねえね様披講  表彰式(ジュニア)  会場風景
 課    題  句  の  内  容    作    者

生まれる

無口
星(ジュニア)
天ぷら(席題)
本の森にんげんになれ人になれ
節くれた手から生まれたなすきゅうり
虚飾みな捨てたら淡い日の光
危機迫り無口な山が動き出す
あの空の輝く星に励まされ
かき揚げがばらばら主張して困る
 
浅野美代子
井上  厚
竹本  妙
浅野美代子
吉田 花穂
 
蔀  帆子


2012.3.14(水) 
江尻レストパーク・ドーム完成の地元見学会 in 江尻レストパーク(岡山市東区)
平成19年1月、瀬戸町は岡山市と合併、岡山市は政令指定都市となりましたが、合併協定の新市基本計画の中に「江尻レストパーク整備事業」がありました。
ホッケー場の照明施設と室内運動場(屋根付き広場)の整備工事ということで照明整備は、20年度に完了。
屋根付き広場は、23年度から工事が始まり、ほぼ完了したので、本日、地域住民への見学会が開催されました。

岡山市公園緑地課からの説明によりますと、4/1よりスポーツ振興課の管理になるそうで、ドームの説明は河野建設様よりありました。
ドームの直径は45m、面積1,600u、天井の最高部は10.5mとのことで、ゲートボールなら2面、フットサルなら1面とれるそうです。
そして、防塵、凍結防止のため、地面には塩化マグネシウムを撒いてあるそうです。
なお、4/1には、江尻区住民対象に「江尻レストパーク・ドーム新築記念行事」が開催されます。
見学にお越しの地元の方も立派なドームを見上げとても嬉しそうでした。
このドームが、多くの町民&市民に使用され、地域活性化や人々の絆を深めることが出来ますように・・・


 
 
 
 
 
 これがドームです。  天井のライト  住民が中を見学 倉庫はこれ。 レストパーク 管理棟とドーム


2012.3.10(土) 
瀬戸町文化協会閉会式 in えきまえミヨシノ(岡山市北区)
平成6年に産声を上げた瀬戸町文化協会が今年度限りで解散となり、本日閉会式が開催されました。
記念写真→開会挨拶→文化協会の思い出→乾杯→食事・歓談→閉会挨拶という式次第でしたが
途中からお一人お一人が文化協会への思いを語ってくださり、和やかに楽しく閉会式が終了しました。

文化協会の解散理由は、特例区廃止に伴う補助金の打ち切り、組織力の低下、後継者不足などによりますが、
18年間、町内外問わず、多くの文化活動を行い、幅広く文化の発展に貢献され、公的団体としての役目は果たしたのではないかと思っています。
また、機関誌”七輪”は地域文化の火熾しとして発刊されましたが、火種さえあればまた新しい形で何かが生まれるのではないでしょうか?
文化協会に携わった一個人として、今日までの皆様のご協力・ご支援に心から御礼を申し上げます。

 
 
 
 
 
 
 まずは記念写真  平城会長代行の開会挨拶 伊永 相談役の思い  会員さんの思い  ミュージカルのこと  万富公民館長様に
書いていただいた看板


2012.2.26(日) H23年度自然リーダー養成講座 in 岡山県自然保護センター
昨年から5回にわたり受講していた標題の講座が終了し、本日はそのまとめと修了証書の授与が行われました。
講座でお世話になった講師のご紹介と、受講生の感想や今後の抱負、質疑応答など終えてセンター所長様から修了証書をいただきました。
5回の講座は、現地実習を兼ねての分かりやすく楽しい内容でしたから、本当に参加して良かったと思います。
また、受講生の中には中3男子や20代女性もおられ、将来がとても頼もしく感じられました。
お世話になりました先生方、自然保護センターの職員の皆様に心より御礼申し上げます。

また1/25には、雨のセツブンソウを見学に行きましたのでその模様もご覧くださいませ。

 
 
 
 
 
 講師と質疑応答中  修了証書授与  記念写真です。 2/25雨のセツブンソウ 2/25 セツブンソウの絨毯


2012.2.16(木) 万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
万富公民館主催の第5回目となる標題のウォーキングに参加しました。
今回で歩くのはおしまいですが、評判が評判を呼び、ついに参加者が60名超となり、主催者は大喜びの悲鳴を上げておられました。
講師は、文化財スペシャリストの加納喜四雄先生、コースは、天神宮→阿保田神社→保木風呂屋跡→東大寺瓦窯跡でした。
途中休憩地の多田原コミュニティハウスでは、高草氏に甘酒をふるまっていただき、体も心もポッカポカ♪

瀬戸町には、国・県指定の重要な文化財を始め、約370種もの遺跡があるそうですが、住んでいながら何も知らないことに恥ずかしくなりました。
昨日までの雨も上がり、史跡にまつわるユニークなお話と里山の自然に囲まれながらのウォーキングで心豊かなひと時を過ごすことができ、
講師の先生はじめ、関係者の皆様に心より御礼申し上げる次第です。


 
 
 
 
 
 
 講師の加納先生です。  天神宮の説明中  阿保田神社登り口  保木風呂屋跡  東大寺瓦窯跡  東大寺瓦のレプリカと
主催者の万富公民館長さん


2012.1.22(日) 
雑学大学「瀬戸って夜も楽しいところ」 in 岡山市立瀬戸公民館
瀬戸町文化協会主催の雑学大学が開催され約40名の方が参加されました。
講師は、日本天文学会会員の星野栄喜先生(瀬戸町在住)で冬の大三(オリオン座のベデルギウス、大犬座のシリウス、小犬座のプロキオン)に始まり
黄道12星座についての物語や星の見方、七夕の星座、流星群、秋の四辺形(ペガススの大四辺形)など大変楽しく分かりやすくお話をいただきました。

途中、”チョット一休み”では、人工衛星のパネル展開方法を研究する過程で生み出されたミウラ折りをご紹介いただき早速チャレンジ。
これは、1970年に三浦幸亮氏が地図の畳み方として考案した折り畳み方とのことです。
知っておいて損はないとの先生のお言葉に皆さん大喜び♪
また、会場内には先生が昨年12月に瀬戸町で撮影された星座の写真も飾ってくださり、瀬戸の夜って、こんなに素敵な星座が見られるのかと感動しました。
寒いけど星のロマンを味わってみようかなぁと思った次第です。
講師の星野先生、平素はなかなか聞けない貴重なお話をありがとうございました。

 
 
 
 
 
 星野先生のお話が始まったよ。 瀬戸の星座の説明  ミウラ折りにチャレンジ♪  ミウラ折りが完成です。  星空の楽しみ方はこれ!


2012.1.19(木) 
万富ウォーキング in 岡山市立万富公民館
万富公民館主催の第4回目となる標題の会に初参加しました。
万富ウオークは、昨年、10月27日を皮切りに万富付近を巡りながら毎月、史跡の勉強と健康づくりを目的として行われています。
今日は”大久保桃発祥の地”ということでしたがあいにくの雨。それでも参加者は多く約40名位いたと思います。

史跡の講師は、「瀬戸町文化財を語る会」事務局長の加納喜四雄先生で
、由緒ある場所では立ち止まりお話を聞きします。
まず、津田永忠が作った田原用水のこと、乃木将軍が万富駅に立ち寄ったという興味深いお話から
塩納地区では、官塩の収納倉庫があったため「塩納」と呼ばれるようになったとか、後期古墳が多い、白鳳時代の寺祉もあることなどなど盛りだくさん!
又、ビゼンナリヒラという岡山県指定天然記念物の竹もご紹介いただきすご〜く勉強になりました。

帰路は、塩納コミュニティハウスでトイレ休憩でしたが、地区の方が甘酒とお菓子でもてなしてくださり、冷えた体がすっかり温まりました。
時間の都合で、山の池の大久保桃発祥の地までは行けませんでしたが、大変楽しいウォーキングでした。
お世話になりました加納先生、万富公民館関係者の皆様に心から御礼申し上げます。

 
 
 
 
 
 万富公民館
館長さん直筆の看板
加納先生から
 塩納地域の説明を受けます。
 山陽自動車道高架下で
終了となりました。
 塩納CHで美味しい
甘酒いただきます。
 ブレイク
せと川柳も初例会開催



2012.1.8(日) 
2012年岡山市新成人の集い in 岡山ドーム
標題の成人式が北長瀬の岡山ドームで開催されました。
風は、”デジタルモザイクアート”を作るので、ボランティアとして写真班に頼まれ参加してきました。
今年の成人式テーマは「道 〜Try20(to love)〜」で
これから自分達の道について考え、人生いう名の道のりを歩みながら、感謝を忘れず、自分らしく歩んでいこうという意味のようです。

さて、岡山ドームに集まった新成人は5,200人(夕方のニュースによる)、ドーム内外で様々なイベントが行われました。
ステージでは、実行委員挨拶に始まり、激励の言葉、新成人代表挨拶、東日本大震災により成人式を迎えられなかった方へ黙祷、皆で語りまshow、
ボクん家メモリアルライブ、うらじゃ連の演舞とトーク踊りなど次々と繰り広げられました。
最後には外で「未来へ羽ばたいて行く」気持ちを全員で風船を飛ばし、盛大なうちに成人式が終了しました。
女性は着物がほとんど、男性はスーツが中心で、中には袴姿も見られ、皆さん笑顔いっぱいで思い出に残る良い成人式だったのではないでしょうか。

写真はたくさん撮らせてもらったのですが、後日”デジタルモザイクアート”として岡山市HPに掲載されると思います。
個人情報保護法がありますので、全体的な写真のみご紹介します。
関係者の皆様(特にイリー師匠)には、大変お疲れ様でした。

 
 
 
 
 
 
 高谷岡山市長の激励の言葉  新成人代表挨拶  うらじゃと踊ろう  グランドフィナーレ  ボランティアの昼食 成人式の前の 岡山市消防出初式


2012.1.1(日)
 謹賀新年
まず、昨年3月11日に起こった東日本大震災における被災地・被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
”古木龍吟”一日も早い復興を願うばかりです。

そして皆様には、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、「風の午後」をご訪問いただき本当にありがとうございました。

今年は辰年、龍は英雄、豪傑の象徴です”雲蒸龍変”
いずれは龍を目指す”登竜門”、龍と虎、強くて危険なもの”竜虎相搏つ”など諺も多くあります。
が、何と言っても”登り竜”という言葉ように明るい夢のある一年でありますように・・・
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
足元で明日の根を張る竜の髭  風の句

 
 
 
 
 玄関の門松
お正月が来ました!
 手抜きお節
来年は頑張ります♪
 吉田一也氏の干支”辰”
今年で6支揃いました。
 鳥を愛する会Kさんに
お世話になった門松作り

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